市民の政策研究会(くるま座)に参加しませんか
2019年5月
森 一敏ならびに呼びかけ人一同
2008年の春に、以下の呼びかけを発出し、約一年間の準備活動として7回の学習会議(金沢市の基本構想、財政、デンマークの福祉・教育視察報告、浅野川氾濫を受け、くらしの安全に密接な防災体制の問題、中国人強制連行七尾訴訟金沢地裁判決の報告、内橋克人著『悪夢のサイクル』(ネオリベラリズム批判)の輪読会開始 のべ300人)を実施し、2009年7月に市民の政策研究会は正式に発足しました。
発足から10年、市民の政策研究会「くるま座」は新たなステージに立つ
◆全国では、社会の現状を憂う市民が自発的に市政を考え、まちづくりに積極的に関わろうと様々な営みを各地で展開しています。まさに、地方の時代、地方分権から地方主権の時代を自ら導き出そうと汗を流す市民が登場しているのも、また一方の事実です。とりわけ保守的な土壌の深いここ金沢においても、行政の下請けのようなものではなく、真に自発性を持ち、上からの力としっかりと対峙した下からの地域社会再生の営みを、志ある方々とともに生み出したいと願い、「市民の政策研究会」を呼びかけることに致しました。
◆「市民の政策研究会」は、賛同する市民誰もが参加でき、互いに対等に学び合い、議論しあう中から新しい地域発の政策を練り上げていこうとするものです。地域で暮らす人々が主権者として生き甲斐をもって共に生き続けられるようにするには、どのような制度や施策が必要なのか、それを支える事業や財政はどうあるべきか、世界に目を向け、国の制度や財政についても大胆に論じ、生活実感にもとづき、地域社会の足元から制度・施策を構想していきたいと思います。言葉を換えれば「もうひとつの社会のあり方」を市民自らの手で、ここ金沢の地から発信するくるま座と申しておきましょう。
あなたの力が必要です!
この「くるま座」を拠点にし、地域に出かけ、私たちの理想とする社会や<まち>のあり方について大いに夢を語り合います。ぜひ、「くるま座」にご参加ください!皆さんで海図をつくり、漕ぎ出しましょう!!!
市民の政策研究会「くるま座」
代表世話人 田村 光彰
森 一敏